专利摘要:

公开号:WO1991018752A1
申请号:PCT/JP1991/000705
申请日:1991-05-27
公开日:1991-12-12
发明作者:Makoto Noguchi
申请人:Sakai, Mieko;
IPC主号:B44C5-00
专利说明:
[0001] 明細書
[0002] 乾燥押し花密封装飾品及びその製造法 技術分野
[0003] この発明は乾燥押し花を紙、 布、 フィルム、 皮革等に貼付たり、 ガラス、 金属、 木、 陶磁器等に接着して飾り付ける装飾品に関するものである。 さらに詳しくは、 このような装飾品において、 乾燥押し花を密封して乾燥 押し花の形態を安全に保護し、 さらに押し花の色齙を長く保持することを 可能にすることに関するものである。 背景技術
[0004] 従来から、 摘み取った花を乾燥してその美しさを保持し装飾品と して使 用することは行われている。
[0005] 例えば、 花を乾燥して乾燥押し花と し、 これを紙に貼付てダリ一ティ ング カードとして使用すること、 或は、 布に貼付て布に花の模様を与えること 等に使用されている。
[0006] この場合、 乾燥押し花を得るには、 摘み取った花を紙に挾んでこれを押し つけた状態で適当な日数を経た後、 取り出すことが伝統的な方法である。 最近は、 出来上がった花の色を保持するために、 小箱の底に例えばシリ 力ゲルのような乾燥剤を入れ、 その上に孔の空いた板を載せておき、 この 板の上に、 紙、 摘み取った花、 紙、 柔らかな通気性のあるウレタンシー卜、 再び紙、 花、 紙と交互に重ね合わせて花を 3〜4段入れ、 小箱を閉じ、 こ の小箱の中の空気を抜きながら 2〜 7日程度放置することてが行われてい る。 この方法で小箱から取り出したものは、 生き花に近い色艷をもってお り、 比較的長時間その美しさを保持している。
[0007] この場合、 生き花を小箱に入れる前にクェン酸で処理しておく と赤ゃピ ンクの色が黒ずむことを! ¾ぐのに好適とされている。
[0008] 押し花の利用法としては多くの方法が用いられている。 例えば、 紙の上 に乾燥押し花を直接レイアウ トし、 フィルムと薄紙とを一体にしたカバ一 用材料を用意し、 押し花の上から被せ、 全体を加熱加圧してポストカード とした利用法が特公昭 6 3 - 2 3 9 0 S 1号公報によって知られている。 この利用法においては、 乾燥押し花の表面はフィルムによってカバーさォし ており、 表面からの機械的接触は防ぐことができ、 また、 水が表面から iitt 接切花に侵入することはない。
[0009] δ しかし、 裏側は紙があるだけなので、 空気は勿論、 水蒸気も僅かの制限 を受けるだけで自由に通過することができる。 従って、 乾燥押し花は何等 の保護手段もない状態と同じである。 水蒸気や水との接触は 1 0〜2 0 % の水分をもっている乾燥'押し花に取って好ましい状況ではなく、 時間の経 過と共に吸水、 酸化が進み褪色が進行し、 数週間以内に、 生花のもってい0 た色ゃ艇は完全に失われる。
[0010] この利用法の欠点を改めるために、 乾燥押し花を 2枚の低融点フィルム で挾み、 この 2枚のフィルムを融かして乾燥押し花を上下から密封するこ とを目的とした方法が特開昭 6 2— 2 3 1 0 9 1号で知られている。 更に 低融点フイルムの上にそれより融点の髙ぃフィルムを重ねて、 全体を布に 5 固着する利用方法も特許公開昭 6 3— 1 1 2 7 8 4で知られている。
[0011] この 2つの例は、 何れも布に花を取リ付けるために工夫したものであり、 特開昭 6 2— 2 3 1 0 9 1号では、 9 5 °C程度で融ける低融点フィルムで 乾燥押し花を挾み、 これを加圧加熱して乾燥押し花を低融点フィルムと ― 体化し、 次いでこれを布に載せ、 再び加圧加熱して布に花を載せることを 0 提案している。
[0012] 特開昭 S 3— 1 1 2 7 8 4号では 9 5 °C程度の低融点フィルムの上に 1 1 0 °C程度で融けるフィルムを重ね、 先ず花と、 低融点フィルムと、 高融 点フィルムとを一体ルし、 次いでこれを布の上に載せ、 加圧加熱して高融 点フィルムを融かして布と一体にしている この公報によれば加圧加熱の δ 手段と してアイ c;ンを用いており、 ハンカチとか絹布とかの上に花を載せ たとき、 洗濯しても脱落しないとしている。
[0013] この 2つの公知例は、 先の公知例に比べて裏側にもフィルムが存在して いるので外部からの機械的損傷にたいして、 また空気や水蒸気の侵入にた いして十分防御できるように見える。 しかしながら、 外部から空気や水が侵入しなくても、 この公知例では乾 燥押し花は劣化するものである。 すなわち、 低融点フィ ルムの間、 或は、 花弁と花弁との間、 小さな茎の表面の毛の間には水、 水蒸気、 空気が存在 する。 これを上下 2枚の低融点フィルムで挾み、 加圧加熱して一体にして δ も、 これらの空気や水や水蒸気は大部分がそのまま封じ込まれてしまう。
[0014] これらの空気や水蒸気は時と して上下が一体になつたフィルムの中に、 気 泡のような形で存在し、 見苦しいものとなる。 時間の経過と共に、 封じ込 まれた空気や水、 水蒸気は次第に花に作用し、 色や餡を変化させる。
[0015] 変化に要する時間は、 裏側が紙であった第 1の公知例よ りは長いが十分と 0 はいえない。
[0016] 本発明はこのような従来技術の欠点を補い、 より長期に乾燥押し花のも. つている色や齙を保持させて、 そのまま使用できる乾燥押し花密封装飾品 を提供しょうとするものである。 5 発明の開示
[0017] 本発明は、 乾燥押し花が唣絶乾状態でかつ、 空気や水分のない状態で低敏 点フィルムで完全に密封されている。 このことによ り、 乾燥押し花が長期 間にわたリ変色や褪色しない乾燥押し花密封装飾品を得ることができる.. また、 乾燥押し花が嗨絶乾状態でかつ、 空気や水分のない状態で低融点 0 フィルムで完全に密封され、 更に、 基材に固着されている。 このことによ り- 乾燥押し花の 美性を長期間にわたり保持すると共に、 装飾品と して の多様な使用を可能にする乾燥押し花密封装飾品を得るものである。
[0018] また、 低融点フィルムの外側に、 カバ一フィルムが低融点フィルムで固 着されている。 このことにより、 上記 2つの乾燥押し花装飾品の保護をよ5 リ強固にするものである。
[0019] また、 上述の 3つの場合、 最外層に樹脂被覆を施している。 このことに より製品が光沢がありより優美な乾燥押し花密封装飾品を得るものである。 また、 上記 4つの場合、 低融点フィルム又はノ及びカバ一フイルムに、 抗酸化剤及びノ又は紫外線吸収剤による処理が行われている。 このことに よ り-、 外部からの光によるフイルム及び乾燥押し花の劣化を防止し、 長期 間の使用に耐える乾燥押し花密封装飾品を得るものである。
[0020] また、 製造に当たり、 乾燥押し花を低融点フィルムで密封する際、 減圧 雰囲気に曝され、 減圧雰囲気の状態で低融点フィルムを乾燥押し花に加圧 し、 低融点フィルムを熔融する。 このことによ り、 長期間にわたり褪色、 変色しない乾燥押し花が、 唣絶乾状態で、 空気や水分のない状態で低融点 フイルムにより完全に密封されている乾燥押し花密封装飾品を製造するこ とができるものである。
[0021] また、 前記の製造に当たり、 低融点フイルムを基材及びノ又はカバ一フ イルムと重ねて加圧加熱処理する,, このことによ り . 一挙に長期間にわた リ褪色、 変色しない乾燥押し花密封装飾品を製造することができるもので ある。
[0022] また、 前記又は前前記の製造に当たり、 表面が密な基材の上に乾燥押し 花を载せ、 その上に低融点フィルムを戟せ、 更に、 カバ一フィルムを重ね て処理する。 このことにより、 陶板のような表面の密な基材上に全体を一 挙に製作する乾燥押し花密封装飾品の製造法を得ることができるものであ る。 .
[0023] 図面の簡単な説明
[0024] 第 1図は、 本発明にかかる乾燥押し花密封装飾品の一部を切欠した斜面 図、 第 2図は、 第 1図とは別の実施態様における、 本発明乾燥押し花装飾 品の一部を切欠した斜面図、 第 3図は、 第 1図第 2図とは別の実施態様に おける本発明乾燥押し花装飾品の一部を切欠した斜面図である。 発明を実施するための最良の形態
[0025] 本発明においては、 低融点フィルムが用いられる。 低融点フィルムは少 なく とも一枚必要であり 2枚以上であってもよい。 低融点フィルムは約 7 0 °C〜 1 2 0 °Cの範囲の温度で瑢融するものであればポリプロピレン、 ポ リブチラ一ル、 エチレンビニルアセテート、 ポリアミ ド等特に限定されな い。 また、 低融点フィルムの厚さも花の種類形状によって適宜選ばれる。 一枚のみの使用の場合 1 0 0 μ程度以上のものが好ましいが使用の条件に よっては 2 0〜 3 0 μ程度であってもよい。 2枚使用する場合 2枚の厚さ は同じである必要はない。 片側は 3 0 程度で十分である。 さ らに、 フィ ルムの広さは融けたとき、 花を包むだけの広さがあればこれ以上大きいこ . とは差し支えない。
[0026] 低融点フィルムはそれ単独で使用される場合がある。 ま.たカバ一フィル ムと予め一体に重ねられて或は別々の状態で重ねて使用される。
[0027] カバーフィルムは低融点フィルムの熔融温度においてフィルムの形状を 確保しているだけの融点をもっていなければならない。 ポリエステルフィ ルムは透明なものが得やすいこと、 機械的強度寸法安定性に優れているこ と、 から最も好ましいカバーフィルムの素材である。 他の素材であっても 上述の温度条件機械的特性を持っていれば使用することができる。
[0028] 本発明においては最外層に樹脂コ一ティングを施す場合がある。 樹脂コ 一ティングは塗布、 噴霧といった方法で行われるのが一般的であるが時に フィルム状のものを被せてこれを融かして全体を包んでもよい。
[0029] 本発明において使用される基材は木、 ガラス、 金属、 陶磁器、 合成樹脂 板のように一般的に固く、 表面が密なものであってもよく、 また、 繊維布 帛、 紙のように柔らかく、 表面の粗いもの、 フィルムのように柔らかく、 表面が密なもの、 皮革のように柔らかく、 表面が粗く或は密なものの何れ であっても差し支えない。
[0030] 本発明において減圧下とは、 密封された室を形成した後、 一般的に市販 されている真空ポンプを用いて室内の空気を排出し、 真空ポンプに備え付 てあるメータ一の表示が、 作動前において 7 6 0 m m水銀柱高さを示す場 合 2 0 0 m m以下、 最も好ましくは 0の表示をする状態を云う。
[0031] 更に本発明において使用される乾燥押し花は、 摘み取った後、 適宜な方 法で製作されたものを云う。 例えば、 紙に挾んで押し重ね、 毎日 1回戒は 2回紙を交換して押し重ね状態を続けて得られたもの、 或は押し重ねた状 態で小室に入れ小室内に乾燥剤を入れ室内の空気を排出しながら数日経過 させた後取りだしたもの等、 製作方法は限定されない。 €
[0032] 本発明において加圧とは、 乾燥押し花と低融点フィルムとを圧接し低融 点フィルムを融かすに当たり加えられる圧力で 1 . 5気圧程度のものであ リ、 融けた低融点フィルムが収縮してしまうのを防ぐために圧力を加える ことである。
[0033] 本発明における第 1の実施態様は、 乾燥押し花を台板に載せ、 その上に 低融点フィルムを戟せ、 上から加圧した状態で雰囲気を滅圧状態にしてゆ き、 十分な減圧状態を確保したまま加熱して低融点フィルムを融かし、 低 融点フィルムと乾燥押し花とを密着させることで得られる製品ならびに製 造法である。.
[0034] 第 2の実施態様は、 台板の上に低融点フィルムを載せ、 次いで乾燥押し 花を載せ、 更に低融点フィルムを載せ、 上から加圧した状態で雰囲気を滅 圧状態にしてゆき、 十分な減圧状態を確保したまま加熱して低融点フィル ムを融かし、 乾燥押し花と上下の低融点フィルムとを密着させることで得 られる製品ならびに製造法である。
[0035] 第 1、 第 2、 何れの実施態様においても、 台板の上には離型紙を載せて から乾燥押し花或は低融点フィルムを戟せる必要がある。 また台板の上に 基材を載せることで離型紙を省 ¾し、 低融点フィルムが加熱された後、 冷 却されて再び固くなる時、 基材と接着し、 一挙に基材を持つ製品とするこ とができるものである。 このようにすることで基材への接着工程を省唣す ることができるものである。
[0036] また、 低融点フィルムを、 予めカバーフィルムに接着しておき、 低融点 フィルム側を乾燥押し花に向けておき加熱融着することができる。 このよ うにすることで、 低融点フィルムの外側に保護用のカバ一フィルムを接着 する工程を省略することができる。 この場合も離型紙は必要としない。 更に、 低融点フィルム又は及びカバ一フィルムに、 抗酸化剤又は及び紫 外線吸収剤を塗布し、 又は混入しておくことは好ましいことである。 加えて更に、 基材を用いた場合において、 低融点フィルム又はカバ一フィ ルムの基材に向いている側と反対の側に、 被覆樹脂を塗布すること又は被 覆用フイルムを載せ基材と共に低融点フィルム及び乾燥押し花の全て又は 更にカバ一フィルムの全部を一体.に包むことも非常に好ましいことである。 以下図面を用いて説明する。
[0037] ' 第 1図と第 2図と第 3図とは夫々別の実施態様を示しており、 第 1図に おいては低融点フィルムは 1枚使用されており、 第 2図においては 2枚使 用されている。 第 3図においては低融点フィルムの他にカバ一フィルムが 使用されている。
[0038] 1は基材、 2は乾燥押し花、 3は低融点フィルム、 4はカバ一フイルム、 5は被 S樹脂である。
[0039] 第 1図第 2図において、 基材 1 と乾燥押し花 2と低融点フィルム 3 とは 重ねられ上から加圧された状態で、 図示されていない台板の上に載せられ る。 第 3図においては、 低融点フィルムと共にカバ一フィルム 4が重ねら れて台板の上に載せられる。 台板に載せた後、 台板を含む全体の雰囲気を 減圧し真空ポンプの表示が 0を示す状態で、 図示されていない加熱手段に より.加熱し、 低融点フィルムを融かす。 次いで、 減圧を止め、 加熱を止め て放置し、 低融点フィルムを再び固化する。 その後、 台板から基材共全体 を取り外す。
[0040] この場合、 低融点フィルムを基材に押さえ付ける圧力は 1 . 5気圧程度 が好ましい。 あまり強いと、 低融点フィルムが融けた状態において、 乾燥 押し花が低融点フィルムからとび出してしまつたり して、 乾燥押し花の低 融点フィルムによる密封が不十分になってしまうからである。 また、 あま リ圧力が低いと、 低融点フィルムが固化する過程で収縮してしまい、 もと の平板の状態に戻らないからである。
[0041] 減圧は水銀柱約 2 0 0 m m以下が必要で、 好ましくは真空ポンプメ一タ 一表示が◦の状態である。 実質的には台板を含む小室を形成させ、 小室を 密封して、 真空ポンプで空気を排出して減圧してゆくものであり、 低融点 フィルムが融ける瞬間には、 ポンプメータ一表示が 0まで減圧してあるこ とが効果的である。
[0042] 減圧することの目的は、 低融点フィルムが融けて、 乾燥押し花の花弁の重 なり合った部分や、 葉の表面の細かい毛で包まれた部分に浸透する際、 そ B
[0043] の部分に、 空気や水蒸気や水を存在させないことであり、 融けたフイルム が、 乾燥押し花の各部分と直接密着し、 空気や水蒸気や水を同時に包み込 まないためである。
[0044] もし、 融けたフイルムが、 空気や水蒸気や水を持ったまま、 これらを包み 込み冷却されると、 空気や水蒸気や水は、 フィルムの中に気泡を作ってし まう。 この気泡は、 出来上がった製品の美しさを損なうことになるから好 ましくない。
[0045] また、 気泡の存在は、 包み込まれた空気や水蒸気や水が、 乾燥押し花に作 用して、 その褪色や変色を促進してしまい、 折角、 密封してもその意味を 失わせるので、 絶対避ける必要がある。
[0046] 加熱は使用する低融点フィルムの融点によって定まる。 低融点フィルム は一般的には 7 0〜 1 2 0 °Cのものが入手しやすくかつ、 扱いやすい。 基材が、 ガラスとか陶磁器の場合、 昇温に時間がかかるので、 予め基材 のみ或は基材とこれに直接接触するフィルムを加熱することが行われる。 こうすることで、 乾燥押し花が髙ぃ温度に曝される時間を、 少なくするこ とができる。 仮に、 乾燥押し花が高い温度に曝される場合でも、 全体の雰 囲気をなるベく 0に近い減圧下におく ことで、 乾燥押し花の変色の可能性 を、 低いものに抑えることができるものである。
[0047] 減圧と加熱は急激に行ってはならない。 乾燥押し花が小型の場合でも、 数分間、 より好ましくは 1 0分程度の時間をかけて、 徐々に真空ポンプの 表示を 0にすべきである。 昇温についても、 雰囲気が減圧状態になった後 で行うべきであり、 あ.まり早期に行うことは好ましくない。 あまり急激な 減圧の進行は、 乾燥押し花の表面に傷を生じる可能性があり、 あまり早期 の加熟は残っている空気や水蒸気や水を低融点フィルムで封じ込める可能 性があるからである。
[0048] 乾燥押し花は予め十分乾燥して使用すべきである。 しかしながら、 常に 十分な乾燥が与えられることは保証しにくい。 すなわち、 使用時の室内の 僅かの状況変化や扱い方によって、 瞬時に吸水してしまい、 乾燥度を低下 させる。 この状態で低融点フィルムによる密封が行われると、 製品は均一 性を失い、 使用に耐えないものとなる—。 従って、 乾燥押し花を供給してか ら、 減圧に時間をかけることは非常に重要である。 これによ り乾燥押し花 は、 最後の乾燥の仕上げを受けることになる。 実質的な測定は困難である が、 低融点フィルムが融かされる瞬間の乾燥押し花の水分は非常に低く、 絶乾状態に近いものと考えられる。 この状態で乾燥押し花は.低融点フィル ムにより密封されるのである。
[0049] かく して得られた製品においては、 乾燥押し花はその全てが低融点フィ ルムに密着しており、 低融点フィルムのなかには気抱は存在しない。 従つ て、 乾燥押し花は、 外部の空気や水分と完全に遮断されており、 外部から の空気、 水等の侵入による変化がないので、 長期間にわたりその色艷を保 持することができる。
[0050] また、 内部にも空気や水蒸気や水が存在しないから、 内部からの変化が生 せず、 色難の保持はより長期化する。 更に、 内部に気泡が存在しないので、 美観を損なうことがない。
[0051] 加えて、 低融点フィルムが乾燥押し花と密着しているので、 花は乾燥して いるに拘らず、 みずみずしい光沢を持っており、 従来存在しない優美さを 持つものである。
[0052] 製品の最外側を樹脂層で被覆することは有効な保護方法である。
[0053] 第 1図、 第 2図、 第 3図においては、 低融点フィルムの外側から基材ま でを樹脂で被覆したものが示されている。 樹脂は塗布、 吹き付け、 等によ リ低融点フィルムの外側に接着されている。
[0054] 塗布、.吹き付け、 等にあたり、 溶剤を使用したり、 或は、 反応液と共に 使用したりされる。 また、 感光性樹脂を用いて最外側を被覆した後、 これ に所定の光を照射して硬化させることは、 出来上がつた樹脂の表面を固く、 かつ、 厚く し、 更に飽のあるものにするのに適している。
[0055] 第 3図においては、 低融点フィルム 3が、 カバ一フィルム 4と一体にな つたものを使用している。 この例においては、 カバ一フィルムの存在によ リ保護は一層強固なものとなる。 この場合、 被覆樹脂は、 内部を保護する ことに対する期待もあるが、 加えて; 外側に光沢を与え、 全体を華美なも のにする期待のもとに使用されている。
[0056] 基材 1については、 すでに説明したように、 木、 ガラス、 金属、 陶磁器、 合成樹脂板のように固くて表面の密なもの、 繊維布帛、 紙のように柔らか く表面の粗いもの、 フィルムのように柔らかく表面の密なもの、 皮革のよ うに柔らかく表面が粗くあるいは密なもの等の何れであっても使用できる。 これら基材との接着は、 本発明における重要事項である乾燥押し花の密 封と同時に行うことができ、 かつ、 同時に行うことが有利である。 特に第 1図に示したように、 低融点フィルムを乾燥押し花の片側にだけ用いて密 封する実施態用においては、 基材を木、 ガラス、 金属、 陶磁器、 合成樹脂 板、 フィルムのように表面の密なものを使用し、 密封と取付を同時に行う ことが特に有利である。
[0057] 低融点フィルムを基材に接着する場合、 基材の表面が密なものであると き、 低融点フィルムを載せる前に、 予め截せる個所を粗面加工しておく こ とは低融点フィルムの接着にたいし非常に有利であリ、 低融点フィルムが 墓材表面に極めて強固に接着される。 粗面加工の方法としては、 サンドべ —パーを用いて基材の必要個所を粗く しておく とか、 サンドブラスト加工 を施すとか、 或は、 適当な薬剤を使用して表面を侵食して粗く しておく と か適宜な方法が採用できる。
[0058] 以下実施例について説明する。
[0059] 実施例 1
[0060] 摘み取った野地スミ レを新聞紙で挾み、 これを積み上げて押圧した。 新 聞紙を日に 2回取り替え、 1週間繰り返した。 得られた野地スミ レの水分 量は 1 5 %であった。
[0061] 次ぎに、 真空ポンプを備えた小室の中に厚さ 5 m m、 幅 1 5 c m、 長さ 1 5 c mの陶板をおき、 この上に厚さ 3 0 0 μ、 幅 1 5 c m、 長さ 1 5 c m の酢酸ビニル系低融点フィルム (融点 9 5 °C ) を戟せ、 この上に準備した 野地スミレを所定の形で載せた。
[0062] 野地スミ レの上に、 先に使用した低融点フィルムと同じ大きさ、 厚さ、 材 賈のフィルムを重ねた。 小室内を常温、 常圧の状態から、 2 0分かけて徐々に減圧昇温し 1 0 0 m m H g 9 0 °Cにした後、 1 . 5気圧で陶板と低融点フィルム、 野地スミ レ、 低融点フィルムを加圧しながら昇温させ、 低融点フィルムを熔融しだ後、 加熱を止め、 減圧をやめた。 低融点フィルムは固化し、 野地スミ レを密封. すると共に陶板に密着した。
[0063] 固化した低融点フィルムの上に、 液状艷出し感光性樹脂を 0 . S m mの厚 さに刷毛塗した後、 無塵状態でレべリングし、 紫外線を照射して感光性樹 脂を硬化させた。
[0064] 得られた製品は、 スミ レの花の自然色を保持しており、 花は何らの損傷を 受けておらず、 内部には気泡が全くなく、 外部は ISがあり透明感に倭れた ものであった。
[0065] 得られた製品を水中に浸漬し、 ベランダに放置し 1年経過したが、 花は変 色、 褪色しなかった。
[0066] 実施例 2
[0067] 実施例 1 において低融点フィルムを 2枚使用したのに対し 1枚使用した。 陶板の表面をサンドぺ一パーで擦り耝面加工した以外は実施例 1 と同じも のを使用した。 この啤板を予熱した後、 陶板の上に実施例 1で用いた野地 スミ レと同じ加工を施したものを直接載せた。 次いでこの上に厚さが 4 0 O である他は実施例 1で使用したのと同じ条件の低融点フィルム 1枚を 重ねた。 これ以外の条件は全て実施例 1 と同じにして加工を行った。
[0068] 得られた製品は実施例 1の場合と同じであり、 花の状態、 無気泡であるこ と、 外部は fgがあること、 長期間花が褪色、 変色しないこと等倭れたもの であった。
[0069] 実施例 3
[0070] 実施例 1で使用した陶板の代りに、 厚紙製のポストカードを使用した。 基材を変更した以外の条件は、 実施例 1 と同様にして加工した。
[0071] 得られた製品は、 ポストカードの上に、 スミ レの花が浮き上がつたように 見える素晴らしいものであった。 これをべランダに放置したが, 6 力月経 つても何ら変色、 褪色を示さなかった。 本発明は上述の如く傻れた成果をあげるものであり、 その効果を要約す ると次ぎのようになる。
[0072] ( 1 ) 乾燥した押し花 、 予め、 必要な基材ゃ低融点フィルムと重ねた状 態で、 徐々に減圧し、 加熱することにより、 花は密封前に乾燥の仕上げを 受けることになる。 従って、 加熱加圧して低融点フィルムが花を密封する 瞬間においては、 花の周囲には密封されて不都合なものは一切排除されて おり、 花も絶乾状態に近い状態が与えられている。
[0073] このことは、 密封した後の状態に極めて好ましい状態を与えることになり、 花は低融点.フィルムにより完全に密封される。
[0074] ( 2 ) この結果、 製品中には、 花の長期間にわたる色飽の保持に悪影 を 与えるものは一切存在せず、 全て排除されている。 また、 密封は完全に行 われるので、 製品中に、 使用期間中、 悪影 ¾を与えるものが外部から侵入 することはない。 従って、 製品は長期間にわたり倭美さを確保することが できるものである。 .
[0075] ( 3 ) 適当な基材、 特に表面密な基材及び低融点フィルムとカバ一フィル ムの選択は、 工程の省略に有効であり、 一挙に完成品を得ることが出来る, ( 4 ) 適当な基材の選択、 カバーフィルムの使用、 被覆樹脂の使用、 紫外 線吸収剤或は抗酸化剤の採用、 等の手段を加えることにより、 製品の特性 を多岐にわたって拡張できるので、 製品の使用範囲を極めて広範なものと することができるものである。 産業状の利用可能性
[0076] 本発明は、 乾燥押し花を、 短時間に、 完全に、 水蒸気や水や空気を除いた 状態で低融点フィルムで密封するので、 乾燥押し花は、 色や鮪の俊美さを 長期間にわたり保持することができる。 従って、 製品は、 単独で或は、 各 種基材と組み合わせて各種装飾品として広く利用することができるもので ある。
权利要求:
Claims 請求の範囲
1 . 乾燥押し花と低融点フィルムとからなり、 乾燥押し花が、 唣絶乾状態 でかつ、 空気や水分のない状態で、 低融点フィルムで完全に密封されて いることを特徴とする乾燥押し花密封装飾品。
2 . 乾燥押し花と低融点フィルムと基材都からなり、 乾燥押し花が、 唣絶 乾状態でかつ、 空気や水分のない状態で、 低融点フィルムで完全に密封 され、 更に、 基材に固着されていることを特徴とする乾燥押し花密封装 飾 0ロ
3 . カバーフィルムが構成要素として用いられ、 低融点フィルムの外側に、 カバ一フィルムが低融点フィルムで固着されていることを特徴とする請 求範囲 1又は請求範囲 2記載の乾燥押し花密封装飾品。
4 . 被覆樹脂が構成要素と して用いられ、 最外層を被稷樹脂で被覆されて いる請求範囲 1又は請求範囲 2又は請求範囲 3記戟の乾燥押し花密封装 飾 an o
5 . 低融点フィルム又はノ及びカバーフィルムに抗酸化剤及び 又は紫外 線吸収剤による処理が行われていることを特徴とする請求範囲 1乃至 4 記載の乾燥押し花密封装飾品。
6 . 乾燥押し花を低融点フィルムで密封する際、 滅圧雰囲気に曝され、 減 圧雰囲気の状態で低融点フィルムを乾燥押し花に加圧し、 低融点フィル ムを熔融することを特徴とする乾燥押し花密封装飾品の製造法。
7 . 低融点フィルムを基材及び 又はカバーフィルムと重ねて加圧加熱処 理することを特徴とする請求範囲 6記載の乾燥押し花密封装飾品の製造 法。
8 . 表面が密な基材の上に乾燥押し花を戟せ、 その上に低融点フィルムを 載せ、 更にカバーフィルムを重ねて一挙に処理することを特徴とする請 求範囲 S又は請求範囲 7記載の乾燥押し花密封装飾品の製造法。
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优先权:
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